作品コンセプト

日本を（ブリタニアを？）支える下町工場的中小企業の事務所兼工場を製作しま
した。
元々、一般家屋だったものを職人上がりの社長が職場にリフォームしてしまい、
元来の家屋の部分（1F）と研究・開発工場のスペース（2F）が共存している建屋
になってしまいました。

総合的な方針としてはデザインと実用性の両立した物を目指しました。
また、本来小さな家を大きく見せる工夫（３F部分）をしています。

詳細解説文

1階はお客様と応接が可能な座敷間となっています。
ここでお客様や取引先との商談を行ったり、時には宴会場になったり縁側から
まったり時間をすごしたりします。
玄関からお入りいただくと靴棚がございますのでそちらに靴などを脱いでいた
だきお入りください。
畳敷きなのでスリッパなど用意されておりませんので悪しからず。。。

2階では研究・設計・開発を行う作業場所で仕事の場所です。
基本的には関係者以外立ち入り禁止であり、専門書や設計書、開発研究資料が
散らかっている状況で、ゴミ箱に投げ入れ損ねたゴミですらそのまま散らかっ
ている有様です。
事務所とかにもよくある「申し訳程度」の観葉植物もやっぱり仕事場には邪魔
なようで端っこに追いやられています。
仕事場なのでタバコは迷惑のかからない窓際で。
大きな物を搬入、搬出しやすいように2階からダイレクトに出し入れできる扉を
つけるあたりが工場的発想じゃないでしょうか？

3階は仕事で溜まったストレスを一発解消！
でも、研究開発には余念がなくそんなところにまで書籍が進出しているという
のが現状のようで・・・
神聖な？仕事場よりも緊張感のほぐれたスペースでお酒を飲みながら・・・と
言う事になっているみたいですね。
実質的には本読みしながら和めるフリースペースで、屋外？の池と緑とマイナ
スイオンで気分リフレッシュな場所です。
本来はスモールハウスに毛の生えた程度の敷地ですが、屋上部分にさらに擬似
的な屋根と部屋を作ることで、実際よりも大きな家に感じます。

作者へのメッセージ(抜粋)

Pata[#ID] ＠大和 さん
下町の事務所と言う設定がいいですねー＾＾
置いてあるものとか、配色などもムードが出てますね。畳、色あせてるし！
実際に働いてる人が想像できるようないい家だと思います。

リアルの事業所というテーマを生かしつつ、よく見るとUO内での暮らしと言う面でもかなり配慮され、使い勝手が良さそうな家でもありますね。
屋上（３階）の池の前のスタチューは何か意味があるのかな・・・？

アルストロ ＠瑞穂 さん
すべての階のイメージのアンバランスが面白いです。
なんか社長が無理矢理リフォームしちゃったなという感じがきちんとでてます＾＾

おちょう ＠大和 さん
◎玄関フェチのおちょうです、こんにちは☆
入口の屋根つき玄関、いいですね〜。全体的に
まとまりのないテーマがまとまった結果、案外
面白いじゃん？みたいな、そんな雰囲気があります
ね。アイスクリームをてんぷらにした人も、きっと
こんな発想だったのかもしれません（関係ない）。
よくわからないものばかりなのに、納得してしまう
のは、ひとえにそのセンスなのかもしれません。

kaya ＠飛鳥 さん
下町工場のイメージ、伝わってきます。
家屋の和風な感じが特に良いですね！

さくれ ＠日本以外 さん
何の工場なのか分かりにくいところが残念でした。一階と３階(特にテラス部分)の建築にちぐはぐさを感じてしまいます。別々に見れば、それぞれ味わいがあって、どちらも好きなんですが。

Millia ＠大和 さん
すごい、本物の畳に見えます！和風の家なので玄関で靴を脱ぐというのもいいですね。ゴミ箱のまわりにある毛糸玉を丸めた紙くずに見せているのもおもしろいです。屋根代わりにベッドロールを使うというアイディアも目から鱗です。

La Vie en Rose ＠瑞穂 さん
１Ｆの座敷の窓側が、目の錯覚を利用した縁台になっていたり、３Ｆの上に屋根があったりと、細やかな工夫が目をひきました。
２Ｆのほどよい散らかり具合も、エネルギッシュな社長を連想させていいですね。

わんだゆう ＠北斗 さん
1Ｆ、2Ｆ、3Ｆの左・右と全ての空間にぬかりがない。
一つの家にこれだけの各種コンセプトをもつ空間を
さほど違和感なく構築し纏め上げる手腕が見事。
特に2Ｆは家の主（この家での生活者）の気質が
ダイレクトに伝わってくるようだ。

momonga ＠出雲 さん
２階でがむしゃらに働き
３階でホッと一息ついてる。
そんなドラマが見えてきました。
水に浮かべられた船がいい味出してると思います。

桃 ＠大和 さん
ありますね、こういう会社（笑）。