インテリア オブ ザ イヤー 2003

作品ダイジェスト

「 鉱夫たちの休憩小屋 」 FIS@倭国さん

  • カスタマイズハウス / オリジナル / 9 × 7
  • 倭国 / ファセット:トランメル / 座標:178o25'S 119o37'W
作品コンセプト

日々鉱石掘りに励む鉱夫たちが、鉱石を溶かすのに利用したり、
仕事の合間に立ち寄ってひと休みする休憩小屋です。
熱帯のヒスロスでも涼しく、荷馬の取り回しがしやすいように気を使いました。

詳細解説文

・発案
 家の近くが良質な鉱床であるらしく、掘り師の人が良く来ることから、
 掘り師のための家にすることを思いつきました。

・メインコンセプト
 暑い熱帯気候の土地で、直射日光の照りつける山肌を、
 ツルハシを振りかざして汗だくになりながら掘る
 がさつな肉体労働系のおっちゃん達が利用するイメージを基本に、
 1Fは荷馬の取り回しや鉱石の床置き→溶かしをしやすいよう、
 実際に荷馬を連れて色々試しながら、ストレスなく作業出来るように工夫しました。
 是非荷馬を連れて来て、使いやすさを体験して欲しいところです。

 2Fは、肉体労働といえばやはりお昼寝だろうということで、
 風通しの良い昼寝部屋としました。

・居住性
 多数あるコンテナのほぼ全てに一箇所からアクセス出来るようにし、
 またその位置で(システム上)鍛冶作業も可能という、
 家としての利便性も考えて設計しました。

・豆の木
 家のサイズや設計コンセプトから、2Fに行くにはどうしてもテレポーターを
 使わざるを得なかったのですが、ここまで泥臭い造りにしておきながら
 魔法のテレポーターというのもどうかと思い、
 床下から2Fまでをブチ抜いてしまった豆の木を登っていく、
 という設定を考え、それを実現すべくあれこれと植木をいじって、
 現在の豆の木を作りました。